無常だ、とおとうさんが言っていました

5月2日です。

今朝も晴れです。

今日もおにいさんと一緒の朝の散歩です。

正直、ボクの気分はルンルンです。 

 春も進んでいます。大きな茶色の毛虫が急いでいるように

タイルの上を這っていました。

 これは毛虫ではなくて、クルミの花が散ったものです。

少しだけ、びっくりしました。

今朝もおにいさんと一緒。

口角が上がります。 

 ルンルン。

 ウェルシュコーギーのタロウ君と会いました。

タロウ君も若いので元気です。

おはよう。おはよう。

 タロウ君がボクのおにいさんに甘えています。

ゴロン、と横になりました。

 それにしても天気がいい。

爽やかです。

もちろん、おにいさんと一緒なので、ボクの気分がいいということもあります。

 今朝もルンルン。

 上りの道も

なんのその。 

チョビちゃんです。 

チョビちゃんもボクのおにいさんに甘えています。 

 おにいさんにリードを持ってもらって

今朝の散歩も終わりです。

楽しい散歩が続いています。

でも、おとうさんに連絡が入って

おとうさんの親戚の方が胃癌で昨日の朝、亡くなったとのことです。

今晩、お通夜。明日、告別式だそうです。

去年の7月に手術を受けたけど、ダメだったそうです。

無常だ、とおとうさんが言っていました。

命あるものは必ず死ぬ、というのが生きているものの、逃れられない宿命だ、

とも言っています。

ボクたちの世界でも仲間は亡くなっています。

ボクも無常な世界だと思います。

同じことが永遠には続きません。

考えたくはないけど、ボクもいつかは死ぬんだと思います。

死ぬことに恐怖はありますが、そんなこと以上に

死ぬ、というひっくり返すことができない事実が

打ち破ることのできない厳然とした事実が

ボクの人（犬）生の前にあることもまた、どうしようもないことです。

ですから、今日という日が重要なのかもしれません。

おとうさんが落ち込んでいるのを見て、

少し考えてしまいました。

現実にはボクは、おにいさんが来ているので

毎日が楽しい限りです。

複雑な心境ですけど、元気です。

みなさんとまたお会いします。

仙台のマック。